生来ののんびり屋で、楽をして物事を進めたい私が、ひょんなことから家庭菜園を始めたのは30年近く前のバブルが弾けかかったころ。
流山に住み着いて数年後、近所のAさんから「一緒に畑をやりませんか」とのお誘いを受け、住宅地の隣に地主さんが1000㎡近くの土地を
宅地としてお持ちだったので、雑草取りなど土地を管理する条件にて、5,6人で家庭菜園を始めました。
爾来30年が過ぎ、多品種少量生産を目指してきた経験をもとに、いかにしたら野菜を楽に作ることができるかを
「楽々家庭菜園の薦め」として纏めることとしました。
1.家庭菜園の広さ
2.年間作付け計画の考え方
2-1 畝の向き
2-2 畝の幅・高さ
2-3 輪作の薦め
2-4 年間の作付け計画
2-5 コンパニオンプランツ
2-6 野菜の日照条件
2-7 実際の作付け計画
1)2020年春の作付け例
2)2020年夏の作付け例
3)2020年秋の作付け例
3.お薦めの野菜
3-1 お薦めの野菜
3-2 無農薬の薦め
3-3 お薦めしない野菜
4.野菜作りの準備作業(実践編)
4-1 苦土石灰による土壌の酸度調整
4-2 堆肥による団粒構造の土作り
4-3 簡単な元肥の施肥方法
4-4 最低限必要な用具類
5.季節ごとの野菜の育て方(実践編)
5-1 春植え野菜(3月~5月上旬)
5-2 夏植え野菜(5月中旬~7月)
5-3 秋植え野菜(9月~11月)
菜園区画は、下図に示すように南側と東側が道路、西側は住宅で南北に広がっている。
当初はかなり広い土地だったが、その一部が売却されたこともあり現在は3人(Aさん、Bさんと私)で三区画を管理。

野菜作りには日当たりが重要。ただし、午前中から午後にかけて日が当たれば多少は日陰になっても問題ないと云われている。
この菜園区画は住宅地の真ん中にあるものの、日当たりの面では比較的恵まれている。
その中で私の菜園は、南北方向に8.5m、東西方向10m、北側は住宅で菜園面積は85㎡ほど。
Aさんは私の菜園の南側150㎡近く、Bさんは、更に南側に70㎡近くを管理。
Bさんからは「狭い土地で色々な野菜を作り、よう頑張っていますね」とよく言われる。
私は、これ以上広いと管理が大変だと思っているので、「大農家も大変でしょう」と返事する。
因みに、Bさんは私と同じクワに頼った伝統農業で、自宅から1km程のところにある200㎡以上の菜園と合わせ約300㎡の菜園で野菜を作っている。大したものだ。
菜園の西側は午後になると日陰になる場所もあるため、果樹園(ラズベリ ー)と堆肥区画(野菜クズを埋め込む)が主体。
ラズベリー畑が比較的広 いのは、菜園は20坪が管理の限界かなと思ったことによるが、ラズベリ ーの味の魅力も大きい。
(左)ラズベリーの蜜を吸うキアゲハ
(右)東側道路沿いの花壇
菜園の東側は道路。境界域は花壇。花を育てる趣味はないが、 何もないと西風に煽られて畑の砂埃が舞うため、花壇は必須。昔は近所の女性が熱心に世話していたが、
現在は畑の仲間内で管理している。写真のように5月の上旬はジャーマンアイリスが咲き競う。
果樹園と花壇に挟まれた区画が菜園となる。